アフリカ・スーダンでボケモンGOをプレイしたら、逆に自分が狩られるところだった。
ポケモンGOすごいですね!
世界的大ヒットで、日本だけでも1日の利用者は2000万人越、スマートフォン利用者数を考えると、尋常では無いシェア率です。
任天堂の株価も7月19日に1日の売買代金、703,689,276千円と過去最高になり、時価総額も9,000億円以上も膨れ上がっているそうです。
額が大きすぎてイメージがしずらいのですが、社会現象となっているのだけは伝わってきました!
実は、日本配信よりも少し早めにスーダンでもダウンロードが出来たらしく、フェイスブックなどのSNSはポケモンだらけ、普段あまり話したことの無いスーダン人の知人からも、これを機によく話し掛けて貰ったり、波及の大きさを実感!!
そうなると、小学校・中学校時代からいくつかプレイするも、1度もクリアしたことが無かった私でも、めちゃくちゃ気になるわけです!!
ということで、今回はポケモンGO@スーダンを記事にしました。
ダウンロード
実は鬼門のダウンロード。
スーダンでは、iPhoneのアップデートやアプリのダウンロードが原則不可。
「テロ支援国家」に指定され、アメリカの経済制裁を受けているので、VPNを使用する必要があります。
さらに!ヒットして数日経っていたからか?登録国に問題があったのか?インストール後も、数日アクセスすることが出来ませんでした。
プレイ
ようやくアクセスが出来てプレイ!
お小遣いを貯めて、やっとゲームを買えた幼少期を思いだすこのワクワク感。
そして日本感!!
よっしゃー!!ポケモン狩りにいくぜ!
既に夜だったのが気になったんですが、嬉しくって興奮ぎみに友人と家を出ました。
あれ?こんな感じ?(不安)
というか、家の周りにこんなに道(として認識されている空き地)があったっけ?
ネットで見ていた、『郵便局とマックがポイントエリアだー』という雰囲気全く無し。
ドアを開ければアフリカ。
『暗くて何か怖いし、さっさとポケモン捕まえてお家に帰ろう。』と足早に光っている地点を探しますが。。。コワい!!!
右を見ても、左を見ても、地べたにタムロしているおじさん達、作りかけ(作りかけて10数年ほったらかし)の空きビルに住んでる家族、無数にいる暗闇でフラフラしている人達、野良犬の群れ。。。
それもいつもの光景で、当たり前になってしまっていたんですが、いくら安全な地域に住んでいるからといって、夜に出歩くのは軽卒な行動だったと反省。
そもそもアジア人が歩いているだけで、目立って毎日声を掛けられているし、スマートフォンを外で出すなんて論外でした。
すぐに『もう帰ろう。やっぱり明るい時間にしよう』と意気投合して帰路へ。
そんな会話をしてると、後ろから『おい、外人。金くれ』と目がうつろの男性に声を掛けられ、ビックリ!!
足早にアパートの門まで一目散です。
さらに門の鍵を開けようと、ズボンのポケットをさぐっていると、違う男性がいつの間にか後ろにいて『鍵~△●△△~!』と言ってくる!!!
全身に冷や汗。。。そして焦っているので、なかなか門の鍵は開かないし、言われているアラビア語も理解出来ず、平常心でいられなかった。
やっぱり夜に外は出ちゃダメだ。
『たった5分、お家の周りを一周なら大丈夫』と思っていた軽はずみな考えを、一掃しなければ。
お家に着いてから「30分間ポケモンが寄ってくるお香」というアイテムを使って、ひさびさのポケモンを楽しみました。
翌日、昨夜ビビった場所を回ってみると
道も悪いし、ゴミ捨て場もすぐ目の前にある。
スーダンはこういう作りかけ?壊しかけ?の建物がとても多いんですよね。
昼間は清々しいのですが、暗くなると気持ちが悪い緑ゾーン。
ちなみにスーダンの友人は、もうこんなにゲットしていました!
他にも、ポケモン関係でみつけました。
とある中東の国から発信されて、フェイスブックで出回っているのが右。
“ピカチュウや有名なポケモンの名前は「神様はバカだ」とか、酷い由来の名前がついているのでゲームするのは辞めましょう”と書いている。
それに対して、そんな事はないですよ!と訴える左。
思わぬところで、ポケモンが話題になっていたりもするんですね。
まとめ
遊ぶ時はマナーを守って、明るい時間に。
世界各地で日本のものが人気なのは、とても嬉しいニュースです。
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