ゴミの空きペットボトルを使ってみよう!
今日の授業は、空きペットボトルを使って暖簾(のれん)作りです。
「材料が無い」「金が無い」と言う割に、物を大切にしない生徒や先生たち。
口で言ってもなかなか伝わらないので、最近は率先して古紙や廃材を使って授業するように心がけています。
それではまず準備した物から紹介していきます。
・空きペットボトル(今回は緑色と透明に揃えました)
・アイロン
・カッター
・定規
これら4つのみ。
作り方はいたってシンプルです。
①ペットボトルを輪切りにする。
②切り口を、それぞれアイロンで熱し、形を整える。
書いてみると、めちゃくちゃ簡単なんですが、授業は毎度のことながら苦戦しました。
まず、個人のレベルに差がありすぎます。
言われた通りにすぐ行動する子もいますが、半数は定規の使い方さえままならないのです。
今までは、出来る子が時間を持て余して他の事をし出し、出来ない子はつまらなくなって集中しない。授業崩壊ですね。
でも最近は、早く終わった子たちが、手こずっている他の生徒に教えたり、手伝ったりする姿も少~し見えるようになってきました。嬉しい!泣
協力隊員の任務として技術指導はもちろんですが、物を作る楽しさを知ったり、お友達とのコミュニケーションから社会性を養って貰ったり、小さな事でも達成をして自信を持って貰いたいと考えています。
出来た暖簾は、教室のあちこちに生徒が飾ってくれました。
正直、職業訓練校なのに「職業訓練らしいこと」を伝えて一緒に実行出来るところまでいっていないことに、ヤキモキしてしまう部分も多いのですが、焦らずやっていこうと思います。
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