世界一周者から見た砂漠の国。何もないけど、何もないから、みつけられる事があるよ。
こんにちは!
スーダンの職業訓練校で活動しているマルヤマです。
先日、世界一周中のイケメンバックバーカー・ふくちゃんが、はるばるスーダンまで遊びに来てくれました。
9月にこずちゃん&かつさんが来てくれてから3ヶ月ぶりのゲスト。
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何よりも嬉しいものです。
昨年の1月に日本を発って30カ国以上を渡り歩き、もうそろそろ旅の終盤だというふくちゃんに、「世界一周者から見たスーダン」のインタビューをしたので、記事にしてみました。
■目次
1.モってる男がアフリカ上陸!?
1-1.この1年間はどんな旅だったの?
赤は私、青はふくちゃんからの発言です。
「よく来てくれたよねー!」
「いや~、遠かったよ。(笑)」
「1月に出発して、今何カ国目?」
「ちゃんと数えたこと無かったけど、(名前も聞いたことが無い国ばかり)え~っと、30カ国ぐらい?中国からほとんど陸路でアジアからヨーロッパまで抜けて。途中アメリカ横断したり、南米も立ち寄ったりね。」
「そうだ、オリンピックも見たんだもんね!」
「うん、オリンピックを生で見るのが旅の最大の目的の1つだったから。」
「2020年に東京オリンピックを控えてて、今年はリオも見れたなんて、また違う見方になったんじゃない?」
「そうだね~、TVと見るのでは全然違って、会場の雰囲気を肌で感じられたしね。しかも日本人のメダルに6回も立ち会えたんだよ!」
「6回!?」
「うん、2週間のオリンピック期間中で10回観戦して6回。」
「ふくちゃん、モッテル男なの!?(笑)」
実際にふくちゃんが撮った写真。TVのワンカットのような美しさ!
「そうだと良いんだけど(笑)。内村選手の金メダルや、吉田さおり選手の4連覇をかけた試合、男子陸上100m×4リレーの初銀メダルが見れたり、ラッキーだったよ。感動と鳥肌がたちっぱなしだった!」
2.馴染みのない国だけど、実際足を踏み込んでみて。
2-1.他の国の人に比べてどう?
「着いてから、毎日一緒にいろんなところに遊び行ったのに、10年後はそっちの記憶の方が強そうで何とも言えない気持ちだよ(笑)。」
「私の同僚のお家へ行ったり、スーダンにあるエチオピア系市場、モスクやナイル川、たくさん行ったんだから忘れないでね!!(笑)」
「うん、きっと大丈夫。きっとね(笑)」
「そこでたくさんの現地スーダン人に会って、どう印象を受けた?」
「圧倒的に親切な人が多くて驚いたよ。道を歩けばみんな声をかけてくるし、初めて会ったのにお茶のお誘いが凄くって。」
「そうそう、イスラム教徒はゲストへのおもてなしを大切にしているんだよね。そこで現地の人といろいろ話せた?」
「うん、アラビア語ばかりでよく分からなった部分も多いけど、道を進む度に声を掛けられて、1日10杯以上コーヒや紅茶をご馳走して貰った日もあって、コミュニケーションが面白かったよ。」
「飲んだねー。ノンアルで飲ミニケーションは、スーダンあるあるだね!」
「今まで30カ国以上行ったけど、そういう経験からも、特にスーダンの田舎のホスピタリティは群を抜いてた。けっこう入国前は警戒してたんだけど、結果スーダン人はただのいい人ばかりだったね。」
「そう言って貰えて嬉しいよ!何もないけど、人の温かさはあるんだよね。」
「うん、ここまで何もない国は、他に無かったかもしれない(笑)。」
「それに、バスとバイクが事故を起こして止まったり、バスのタイヤに大きな石が挟まって止まったり、移動のトラブルは半端なかったわ。」
「飴と鞭カルチャーだね(笑)。」