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腕まくりをして、アフリカの地に立つ!! 〜人生は夢ばかり〜

見えてる世界のその先に進みたい!アフリカの紛争国“スーダン”できっとそれを掴むブログ

アフリカは毎日がサバイバルだ。叫んで、泣いて、走って、ようやく飛行機に乗れた日。

アフリカ生活

メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!
アフリカ・スーダン職業訓練で活動しているマルヤマです。

街頭のイルミネーションも、ショッピングモールの装飾も無く、クリスマスと言えど、いつもと変わらない砂漠の国「スーダンから、青い空と真っ白な雪の郷・札幌へ、超弾丸帰国してきました。
温度差は40度以上!!

往復の移動だけで4日、日本滞在時間はわずか2日...短かったー!!!
(挨拶しに行きたかったんですが、ごめんなさい~~。)

帰国目的となった話を聞いてから、数時間後には航空券の予約を済ませ、38時間後にはアフリカ上空にいた私。
スピード感溢れる一時帰国には間違いなかったのですが、ここはアフリカ
This is Africa.
「そう簡単には行かせないぜ」とばかりに、トラップがたくさん仕掛けられていたわけです。(笑)
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今回はそんなアフリカの生活的サバイバル・空港編を記事にしました。
■目次

1.空港はサバイバルだ!

1-1.疑ってかかったら、本当だった!?

国内唯一の海外を出入りする国際空港は、出国と入国で建物が分かれていて、どちらも日本にある地方空港より一回り小さいサイズです。
良く言えば、迷いようがないほどのシンプルな空港。
そこへ節約のために歩いて向かっていた私に、タクシーが横づけして
「空港行くんだろ?乗れよ」と。
バス代の30円さえもケチってるのに、目と鼻の先の距離をタクシーに乗るわけないってば、と商魂に苦笑いしながら
「歩いていくよ!すぐそこじゃん」
と返すと
「違うよ!ここじゃないんだよ」
と返ってきました。
いくら見た目が外人だからって、分かり切ったウソをつかれた事に呆れて、無視することに。
すると、2台、3台と同じことを言うタクシーが。

ん?こんなこと今まで無かったぞ。
そう言えば、何か今日は雰囲気が違う??

嫌な予感がして、Uターンして戻ってきたおじさんに質問してみると

「出国側だけ工事して、場所が変わったよ!急いだ方がいい!!」

どっひゃーーーーーー。
空港の門にお知らせ書いておいてよ!!!!
ここまで来ちゃったじゃん!
大事なアナウンスがされない、情報の共有がされずに何度と同じ過ちを繰り返す、
はいThis is Afirica.

教訓①当たり前だと思っていることでも、アフリカでは何度も確認しよう。

1-2.タクシーに飛び乗ったは良いけれど。

大慌てでタクシーに飛び乗りました。
同じような状況の人が多いみたいで、信号の先の先まで大渋滞です。
乗る前は
「遠いから、ディスカウントは出来ないよ。」
な~んて言っていたのに
「あとどれくらいで着く?大丈夫かな??」

と焦り慌めく私にタクシー運転手は
「大丈夫だよ。ほら、あそこだからすぐ近いでしょ。」
優しいんだか、単純なんだか。
歩いて向かう時間はありませんでしたが、同じ空港の敷地内にあって、どうにか仮出国ゲートまで着きました。

教訓②嘘もつくけど、結局中身は良い人のことが多い。

1-3.あの暴動に、私は関係ないよね?

一息ついて周りを見渡すと、テントを貼って即席カフェテラスコーナーがあったり、警察官も仲裁に入って満員電車のごとく人がぶつかり合い、揉めている場所がありました。

私はその横にある荷物X線検査へ。
しょっちゅう喧嘩しているスーダン人なので、あまり珍しいことじゃないし、めんどくさそうなので、揉め事を素通りして早速中へ...

えーーーー!?うそでしょ!
揉めていたのは、私が行きたい入口でした。笑

仮出国側空港の唯一の入口(一般家庭のドア程度の大きさ)なのに、空港職員が客を入れさせません。
怒号が飛び交い、中に入りたい客が総出で押し合って、それを止める空港職員。

先日24日の新千歳空港で大雪のために足止めをさせられた中国人観光客100人が大暴れ」というネットニュースを見ましたが、それの10倍以上は暴れてましたからね(笑)

そりゃあ、これからフライトが迫っている人達ですもん、怒るのも分かります。
おしくら饅頭に入り込んで、空港スタッフに大声で
「私、次の7時のエミレーツに乗るから入るよ。」
と叫ぶも、周りの怒号でかき消れます。
Eチケットを見せました。
と言うより、見てくれないので顔の前に差し出しました、何度も何度も。
エミレーツか、ダメだ帰れ」
入口の職員から唯一返ってきた返事はそれ。
周りを歩いている警察官や職員に言っても同じ返事。
「今回のフライトは遅延やキャンセルになったの?」
「帰れ。エミレーツ航空はない。」
スーダンにいる空港職員がフライトの詳細なんて、まず知っているはずがありません。
インターネットで確認しても、そんな事書かれていない。
だいたい、帰れと言われてもX線を通して貴重品が入ったカバンはゲート内です。
カバンの中にお財布や、お家の鍵があるので、帰りようがないんですよね。

教訓③制服に騙されるな。みんなテキトー。必要な情報は自分で調べるべし。

1-4.ここでまでコネかよ。

満員電車状態の入口押し押し状態の中、その中に入って声を枯らすほど叫びました。
「3時間後のエミレーツ航空を予約している!入れて!!」
「私のカバンが中にある。中に入れて欲しい!」

そんな努力も虚しく、私は全く相手にされないのに、時々中へ入れる人がいるんですよ。
何と叫んでいるのか耳をすませてみると
「オレは有名病院の医者だ!入れろ」
「私は空港職員の友達だ、早く入れろ」

まじかよ(笑)

ここでは、正義よりコネです。

中には「昔ここで働いていたんだから!!!」て言うおじさんまで。
そんな事を主張するのに驚きですが、実際に優遇されているわけで。

安いチケットでさえ、公務員の平均月給の3カ月分以上はするため、空港にいる方はそれなりに裕福で、おそらく社会的地位を確立されている人たちでしょう。
ても、残念ながらこんな感じ。

教訓④1にコネ、2に大声、3に自己主張。動物的に行け。

2. やっと空港の中に入れた!でもスタートはここから。

2-1.一瞬の隙をついて。

時間が迫っている搭乗客の怒りはヒートアップするばかり。
ついに殴りかかる男性が続出して、警官が一斉に取り押さえにかかりました。
そして私は、注目が彼らに集まった隙をついて中へ!!!
ミッション成功。

ただ飛行機に乗りたいだけなのに、なんでこんな苦労しなきゃいけないんだろう。
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2-2.とことん働く気がないスタッフ。

ドキドキがおさまらないうちに、向かうはエミレーツ航空のカウンター。
ここまでくるのに時間を要したので、駆け足で向かいました。
頬杖をついた職員がいる先へ。(笑)
「この騒ぎはなに?とにかく7時の便ね」
とパスポートを出すと、まさかの
「ダメよ。次のフライトに乗って」
という返事。
次のフライトって次の日ですから、再度ネットで調べてみるも、遅延したりキャンセルもされていません。
「何で?7時のフライトがあるでしょ?」
「ダメよ、帰って」
「何がダメなの?」
「ダメって言ってるんでしょ!帰りなさい!!!!」
怒鳴られました。

普通の声のボリュームで質問し、正確・親切な返答を待っていたら、まずここでは死滅します。(笑)

「早く手続きしてよ!!!!○○円出して予約してるんだから!」
私も鬼の形相・同じ声のボリュームで応戦しました。
(コネ発言はネタが無いので出来ません。笑)

教訓⑤自信をもって主張しろ。相手もハッタリだ。

2-4.ようやく聞き出せても、話にならない。

「チェックインに間に合わなかったんだから、ダメなのよ!」
ようやく「ダメ」以外の理由が聞けました。
「チェックインは90分前まででしょ?それに私は事前にネットで済ましてる。」
前日に済ませておいて良かった~~。と思っているのも、束の間。
「していない!!!ダメ!」
書いてて、またイライラしてきました。(笑)

何も確認していないのに「していない」の一点張り。
iPhoneの確認画面を見せても、状況は変わりません。。。

2-5.こうなったらやるしかない!

アラサー大仏頭、恥も捨てて劇団員顔負けの悲劇のヒロイン役を演じました。
泣きながら、周りの人に
「自分の国へ帰りたいよ~~~~!!」
「本当にチェックインしているのに、嘘つきって言われてるよ~~!誰か助けて下さい。お願いします」
と。
チェックインごときに、恥ずかしいな~、もう。(笑)
想像して下さい。
羽田空港で、いかにもアフリカから来た人が同じような事を叫びながら泣いている姿を。

教訓⑥諦めたらそこで試合終了。日本の常識は世界の非常識かもしれない。
郷には郷に従え。

2-6.事態は変わった。

ようやく周りが察知してくれて、しぶしぶ発券してくれる事に。
ちなみに、もうここまでの経緯を説明するのにアラビア語では自信がなくなり、「英語が出来る方はいませんか?助けて下さい~」と言っていたのですが、職員は誰1人と居ませんでした。
国際空港なのに。
観光客(そもそもかなり少ないけど)苦労するだろうなぁ。

そして私と同じように発券して貰えなかった人が、私の状況を見てマジ切れ。
「何であの中国人はいいのに、オレはダメなんだ」と机を叩いて、掴みかかっていました….

2-7.いい加減にしてよ

結局ダメだと言い続けた職員が、発券して手続きをしてくれることになったのですが、納得いかないようで
「急いでよね!!まったく…」
と最後までふてぶてしい職員です。(笑)
しかも「まったく」って私のセリフだよ!!
最後まで嫌なやつだな~、あんたがゴロついたからこんなに時間かかったんだよ。

みなさん、次に彼女から何て言われたか分かります?

まだ続きますよ。(笑)

「コンテナ閉めたから、キャリーバックは預けられないからね。」
「どういうこと?まだそんな時間じゃないよね?」
「閉めたの。外にいる誰かにそれ預けなさい。ダメだから」

「誰か」が居ないことが分かってて、よく言いますわ。

3.最後に

3-1.他人中心と自分中心。

実はまだハラハラ・ドキドキ・イライラな続きがありますが、ここまでで十分踏んだり蹴ったりだったので、今回はここでおしまいにします。(笑)

続きが気になる方は、ぜひ直接聞いてみて下さい。

他人への気遣い、他人に迷惑をかけちゃいけない、それが身に染みついている日本人のみなさん。
世界は自分中心に周っている人ばかりかもしれませんよ。


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