腕まくりをして、アフリカの地に立つ!! 〜人生は夢ばかり〜

見えてる世界のその先に進みたい!アフリカの紛争国“スーダン”できっとそれを掴むブログ

スーダン流の海水浴。一緒に紅海に行ったら事件が起きた。

お休み期間に、仲の良いスーダン人と海に遊びに行きました。

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ダイバー憧れの地とも言われる【紅海】です!

前情報で仕入れた「流入河川もなく、インド洋との限られた循環しかないからめちゃくちゃ綺麗!!」という言葉を信じていざレッドシーへ。

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今回はスーダン人との海水浴を記事にしました。

どんなに暑い日であろうと、タルファと呼ばれるストールで髪を覆い、長袖長ズボンで肌の露出を控えるムスリムの女性達。

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たぶん砂浜から海を眺めて楽しむんだろうな~、という予想と一変して

「私ね、泳ぐの初めてだから楽しみなの!」

「私は得意!ねえねえ、日本で泳いだことある?」

と騒ぐ彼女たち!

中には初めて海を見た女性も居たので、大盛り上がりです。

「日本では学校にプールが併設されていて、授業で水泳を習うんだよー」「私は2歳から習っていたし、小さい頃から、泳ぐのが好きな子も多いよ」と言うと、信じられないといった様子。

お互い当たり前だと捉えていたことが、こうやって毎日新たに更新されていくは面白いです。

 

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話は戻り、気になっていたムスリムの海水浴事情@スーダン

泳ぐのが得意だと言っていた女性が先頭を切って海に!

「服を着たまま入るから何も問題ないわ。でもね、絶対男性に近付いちゃダメだからね!」

そして小さな声でこう聞かれました。

「右側と左側、どっちで泳ぎたい?」

どういうこと!?海に右も左もあったもんじゃないでしょ。

「じゃあ左?」

そう答えてすぐ、大声が入ります。

「男はあっちよ!右に行きなさい!!!!」

スーダンの女性は本当に気が強いです。笑

北海道で数十分も入ればブルブル震えていた日本海での海水浴とは打って変わって、いくらでも入ってられるほど温かい。海は続いてるとは言え、こうも違うものなんですね。

 

先ほどの彼女の注意もわかりました。

男性グループと女性グループの、その距離およそ2,30m

バシャバシャ水をかけあうどころか、メガネをかけていないと顔の認識すら出来ないです。笑

服装はもちろん、きっちり場所も分けるんですね。

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ひととおり海水浴を楽しんで、そろそろ上がろうかと話していると、小さな事件が起きました。

見物客が数人いたんです!笑

女性水泳エリアを、おじさん達がこちらをジッと凝視しているので「何か注意してくれてようとしているのかな?」と思ったのも束の間、スーダン女性怒り爆発!!!

水着でも無く、相当目を凝らさないと顔すら見えないのに、どこにセクシーポイントがあるのでしょうか。全く持って理解不能。

もちろん彼女たちが黙ってはいません。

ムハンマド(一緒に来ていた男友達)、さっさとあいつらどうにかしなさいよ!!!!」、大工頭のごとく、厳しい指示を出します。

そして続く文句の嵐!!! (いいぞ、もっとやれ)

私も強くなりたい。。。!

その後、男性同士話して穏便に解決していました。ホッ

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まとめ

国、宗教によって海水浴の楽しみ方も色とりどり。もっと教えてもらいたい!知らないことだらけです。

                                                     

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