手作りの釣りセットを持って、ダムに行ってみた!
google mapを眺めていると、ホワイト・ナイル川がほぼ直角に形が変わっている箇所を発見!不自然。。。
気になって拡大して見てみると、ダムでした。
『こんなに大きな川を、こんな形で水をせき止めているなんて相当なダムに違いない!実際に行って見てみよう!』という事で、記事にしてみました。
今回の目的地“ジェベル・アウリア・ダム”はハルツーム国際空港から南へ約50km、バスで1時間ほどです。
行き方はジャクソンバス乗り場から、Jabal Aulia行バス(5SGD)かミニバス(10SGD)で終点まで乗っていればOK。
そこからリキシャで10分ほどでダム(アラビア語でkhazzaan:خزان)に着きます。
ようやく着いた景色がこちら。
『海だーッ!!』
違う、違う。川です。
そう口から出そうになるくらいの、雄大なナイル川が迎えてくれます。
川辺へ進んでいけば、乗り上げて朽ち果てた船がある雰囲気に似つかないほど、近所の子供や釣り目的の男性達で賑わっていました。
中に撒き餌を入れた麻袋をロープで沈めていたり、投げ網漁、一本釣り、同じエリアでのfishingなのにやり方は様々。
私の素人目からは、全く魚を獲っているように見えなかったのですが、みんな1袋に10㎝程度の魚が5,6匹入っていました。
ゴミを拾っているように見えませんか?
投げ編にも良いペースで獲れている様子。
実は私も、自己製作の“仕掛け”を持って挑戦してきました。
物が無いなら作れば良い!!
見た目は可笑しいけれど、朝の8時から集合で友達と作ってみて、面白かった!
まるで、歴史開拓博物館や社会の資料集で見たような出来ですね!
“鉛の重り”の代用が、石ころにタコ紐を編み込んだもの。
“浮き”の代用は、子供用ビーズ。
“釣り針”はピアスの金具を、ペンチで返しを付けて作ってみました。
収獲は、と言うと…楽しい思い出です!
1匹も釣れませんでした~!!!悔しい。
釣りを終えて堤防でお散歩も。
『40度以上もあるのに(44度でした)、よく外に出掛ける気分になるなー。』とクーラー無しのバスで1時間揺られながら思っていたものの、行ってみると家族連れでゆったり楽しんでいる雰囲気が心地良く、みなさんにお勧めしたいスーダンの1箇所になりました。
ただ、肝心の何の目的で作られたのかは、わからないままです。
ダムによって隔たれている、右岸・左岸の水位はほとんど変わらないように見えたのですが、治水・利水として、どのように活躍しているのでしょうか?
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