美容室に行ったら、大仏スタイルになって帰って来た体験談。
海外の美容室に行ったことがある方って居ますか?
勇気がいりますよね!おかしな髪型になるのが目に見えているから。
私も100均の散髪用ハサミを持って来て、月に1度ほどセルフカットをしていました。
でも私行ってみましたよ!!
それは何故か?
目的は1つ。コーンロウにするため。
頭髪スタイリングセットがCorn(トウモロコシ)がrow(並ぶ)姿のようだから、この名前が付いたんですって。
MISIAやアフリカンアーティストがしていて、めちゃくちゃカッコイイ!一度はしてみたい!でも社会人にはハードルが高い。。。今なら違和感ない!こんな流れです。
場所はAmarat41stとムハンマド・ナジーブstが交わる交差点を西に4ブロック進んだ先です。
色褪せた看板が年季のはいった人気店を感じさせ、アムハラ語(エチオピアの言葉)がスーダンの公用語であるアラビア語より大きく書かれた看板からは、本場エチオピアの技術に自信があることが伝わってきます。
間違いない!!
私をオシャレにしてくれるのはここだ!
意気揚々とミラー硝子の扉を押すが、開きません。閉店?
顔をくっつけて中を見る...と急に開いた!!!
そうなんです、スーダンにいるほとんどの女性は敬虔なイスラム教徒のため、男性に髪を見せるのはご法度、美容室は営業時間中も鍵をかけ、女性の秘密の花園なんですよね。
そんな秘密の場所に潜入して実際に体験してきたので、記事にしました。
(他のお客を写らない等で、許可を貰っています。)
中は壁一面がピンクに塗られ、下に写るのはエチオピアンコーヒーセット。
反対側には5人の女性客が既に待っていて、本当に人気店のようです。安心。
エチオピア人の美容師さんと私は、母国語メインでアラビア語と英語に疎いので、エチオピア系スーダン人である女性客を介して、希望スタイルを伝えます。
ポスターの中には、頭上でコブラを飼いならしているようなスタイルも!
これは伝え方によってはやばい。私も身振り手振りで必死に伝えます。
1時間半待って、ようやく私の施術がスタート!!
美容師「はい、こっち来て。しゃがんで」
私「え?しゃがむの?」
美容師「あ、座って。椅子じゃなくて、こっちこっち~。」
組体操じゃないんだから。
という事で美容師さんが椅子、私が床に体育座り。
斬新!毛づくろいみたい。
アフリカ発祥のコーンロウは縮れ毛が基本ベースなので、ストレートな日本人特有の毛髪では施術が大変らしく、私の頭を上下左右あっちへこっちへ回して、最終的には膝枕して貰ってました。初対面ですが。
時々電話で話すアムハラ語(エチオピアの公用語の1つ)が、まるで唄を歌ってるかのようなリズムで、ついつい心地良くなって居たんですよね。
そんな気の抜けた私がハッとしたのは、施術が終わっていざ帰ろうとした時のこと。
まだ待つように言われて、鍋を沸かす美容師さん。
使い回しのカミソリで顔そりサービスがある事を見ていて、念を押して断ったのに...あの熱湯は何に使うんだ?
沸きあがった小鍋を、私の背後に持って来て
耳元で聞こえたジュウウうウウウ!!!!
ビックリです。
何が起きてるの!?
毛先がインスタントラーメンのようになってました!!!
ジュゥゥゥゥより、このヤンキー兼インスタント拉麺マンスタイルに驚いたのも、つかの間。
鏡に写った自分にたまげました。
え?
大仏じゃん、わたし。
よくよく見たらですよ、もっと大仏感増すだけなの。
奈良なの?アフリカなの?ねえどっち。
狙ったわけじゃないのに、眉間に吹き出物ができかけてたし。
『お客さん!大仏の一丁あがりっすよ!』じゃないでしょ。
このまま大人しく大仏コンプレックスを抱くのも何だったんで、アレンジしてみました。
まぁ変わらない。不可抗力だね。
いいとこ、ちょっとこじらせた大仏ちゃん。
コーンロウ期間5日、2時間強かけてほどいた後がこちら。
もう2度と戻らないんじゃないかと思うほど、強烈に痕が付いてました。
♯人間綿毛 ♯タワシ要らず ♯風通しの良い頭皮 こんな感じ。
まとめ
コーンロウにしたら、ほどいた後の方がしっくりくるスタイルだった。
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