肌の色の話題はタブーだと思っていたのに、私たちの色は青とか赤とか色鮮やかだった。
牛乳色と聞いて何色をイメージしますか?
白?クリーム色?
スーダンでは、日本で水色と呼ばれいているカラーが牛乳色です。
牛乳:ラバン(لبن)から派生して牛乳色:ラバニー(لبني)なんですよね。
不思議に思って「牛乳って白いよね?なんで?」と聞いてみても「わからない。でも日本の水だって、透明でしょ?」と返ってきました。確かに。
他には茶色がスーダンでは、コーヒー豆色(ブンニーبنني)と呼ばれいています。
お茶の歴史が長い日本と、コーヒー好きなスーダン。それぞれの視点の違いを感じますよね。
肌の色についても、「青ざめた」「青白い」と同じニュアンスで黄色を使うそうです。
彼らは肌へのアイデンティティがとても強いことが、これらの比喩からも感じられます。
肌の褐色度合いを、濃い順から青⇒緑⇒黄色⇒赤と分けて居るんです。
いわゆる黒人が青、白人が赤だそうです。でも黄色は黄色人種では無く、アフリカンカラーの1つだといいます。
5年前まで1つの国であった南スーダン人や、それ以南の国はほとんどは青で、自分は緑だとも。
肌の色の話題はタブーの1つだと思っていたのに、虹色以上にカラフルで色鮮やかな世界でした。
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