【前編】スーダンで伝説の女と呼ばれるようになるのか。納豆作りにかける想い。
『ケニア土産で“納豆”が手に入った!!明日食べよう。』と連絡を貰って、昨日から気持ちが落ち着いていなかった。
実際に集まってみて、ソワソワしていたのは全員同じだったと知り頷いた。
何故かというと、今夜のために1人は日本から送って貰った貴重な“日本米”を持って来ていて、もう1人は丁寧にお米を炊いて招いてくれたからだ。
私たちは“白米”と“正座”で、万難を排して納豆迎え入れる準備を整えた。
いざ!納豆の入場~♪
艶が伝わるだろうか?
味も 日本のスーパーで売られているものと遜色ない美味しさ。
食べている写真も撮ったが、そのたまらない美味しさから、ほとんどの写真がブレてしまっていた。笑
パッケージを見ると、ケニアの首都ナイロビで作られているようだ。
値段も160シリング(正規レートで約190円)。3パック付で100円ほどで売られているのと比較すれば6倍ちかい値段で販売されていることになる。
しかし私が住むスーダンのように、日本食が全く手に入らず、ごく限られたところに中華食材店が数店舗あるが、そう簡単に手を出せる値段のものは置いていない。そう考えると、味・値段かなり良心的だと判断が出来る。
「美味しいね」「幸せだね」と何度も同じ言葉を重ねて、納豆ご飯の美味しさを共感した。そこへ本題に入る。
『スプーン2杯程度の量を、私に譲って欲しい』という事だ。正直、3人で食べるのには元々少な目ではあったから、大きなリクエストである。
理由はこうだ。
みんなで納豆をお腹いっぱい食べたい、素人が作るのには納豆菌(元となる納豆)が必要。日本の国民食である納豆がケニアでも作られていて、その菌でスーダンでも広げられたら単純に面白いと思う。
ここで納豆を根付けさせられれば、これからスーダンに来る邦人へ、この上ない置き土産になるんじゃないか。
納豆伝説の女だよ!!!
熱演が功を奏したのか、呆れかで満場一致 納豆GET☆
早速作業に入る。
大豆をお水でよく洗い、16時間冷蔵庫の中で寝かす。
色は白。形は楕円形。大豆は真ん丸なイメージが強く、商店のおじさんに何度も「本当に大豆か」確認したが、これだと言っていた。(豆に詳しい方、ご存知でしたら教えて下さい)
ちなみに大豆以外の豆でも、納豆を作るのは可能らしいので続行する。
次回に続く。。。
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