腕まくりをして、アフリカの地に立つ!! 〜人生は夢ばかり〜

見えてる世界のその先に進みたい!アフリカの紛争国“スーダン”できっとそれを掴むブログ

海外生活といえば言語の壁!わたしが使っているアラビア語を紹介します!

 なんて書いているでしょうか?

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 実はこれ、アブダビのショッピングモールにある“無印用品”のロゴだそうです。“ムジ”と書いてあるんです。

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 二つ目はデザインから察しが付きますよね?

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 そうです!コカ・コーラ!!

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 アラビア語は東はイラク、西は北アフリカのモロッコ周辺までのおよそ20カ国で使われている公用語です。国連公用語にも指定されています。

 ただし、20カ国で使われていても各国で会話が出来るかと言えば、外国語ほど違うんです。関西弁と青森弁、英語の“スウェーデン訛り”や“フィリピン訛り”とは、わけが違うようです。18歳のときにサウジアラビアからスーダンへ移住した友人は、意志疎通が困難なほどだったと言っていました。

 実際にパソコンの言語選択をしたときに、出てきた画面がこちら。

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 18か国のアラビア語が出てきていますが、私がいるスーダンも表示されては居ませんし、まだまだあると思います。

 これを“フスハー”と呼ばれる“正則アラビア語”と、“アンミーヤ”と呼ばれる“口語”の2つに大別します。

 “正則アラビア語”は公的な会議や新聞・ニュース等で使用され、JICAの派遣前訓練で2か月余り勉強したのもこちらです。毎日職場に提出しているレポートもこの“正則アラビア語”で書いているのですが、“正則アラビア語”で話し掛けても、ほとんど通じません。

 “口語”は読んでの字の通り、各国で話し易いように出来上がった言葉です。普段使っているのはこちら。

 正則「わたしとあなたで明日、庭球を一緒にしませんか?」

 口語「ねー、テニスしよう。明日!」

 といった具合。外人からすると、文法も単語も異なっていて、かなりハードルが高いんですよね。

 と言うのも、“正則アラビア語”は“コーラン”が書かれた7世紀前半のアラビア語、“口語”は現代の言葉で、1000年以上もの隔たりがあるので当然。

 

 何だか難しい説明ばかりになってしまいましたが、最後によく使うアラビア語の素敵なエピソードを紹介します。

 口語ゆえに私たちが勉強出来る、存在する紙ベースのテキストは唯一1冊のみ。それも英語で書かれています。その中の英訳。

 「こんにちわ」のように、会えば必ず使う言葉「السلام عليكم(アッサラーム アレイコム)」。これの英訳は「Hello」では無く「Peace upon you.」。思いやりのあるアラブ人ならではだな、と納得していまいました。

 

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